やっぱり、日本は米国のポチだったのか?

『「最大の敗者は鳩山首相」 核サミット、米紙が皮肉』(asahi.com:2010年4月15日10時39分)
http://www.asahi.com/international/update/0415/TKY201004150114.html


『「哀れでますますいかれた鳩山首相」…米紙酷評』(YOMIURI ONLINE:2010年4月15日11時12分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100415-OYT1T00362.htm


『米紙コラム、「一国の首脳に非礼」官房長官』(YOMIURI ONLINE:2010年4月15日19時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100415-OYT1T00928.htm

 若干ムカツクので記事本文の引用は差し控えるが、日米関係とは一体何だったんだろう?ってつくづく思う。
大体、在日米軍は沖縄の海兵隊に限らず、我が国の防衛の為に駐留している訳ではない。
日米安保は日本が「核の傘」に入れてもらっている、所謂「核抑止論」「チキンゲーム」に基づいて守られている(守られてきた)と言う幻想が基本であった。

 勝手に「幻想」などと言えば批判されるかも知れないが、旧ソ連や中国が我が国を攻撃や侵略してくる等と考えること自体幻想で、旧ソ連が侵攻したのはアフガニスタンのみで、必ずしも一方的な侵攻とも言えない話だし、中国が台湾にさえ侵攻(?)しない(出来ない)のに我が国に侵攻してくる等とはあり得ない話で、多少とも可能性が有ったのは北朝鮮のミサイル攻撃くらいだろう。しかし、米軍の通常兵力による報復(本当にしてくれたか疑問だがw)を恐れて出来なかったかも知れない程度で、兎に角、在日米軍が我が国を防衛してくれている訳ではなかった。

 で、「核抑止論」として考えても、我が国が勝手に「核の傘」に入れてもらっていると思っていただけで、実は傘からはみ出ていて半身どころか、殆ど濡れてた状態だったような気もする。

 そう考えると、米国にペコペコして、大金を払って(所謂、思いやり予算)居てもらう理由などなかったのだが、何故か前政権までポチを続けていたから、米国は我が国を好き勝手に動かせると思っているのかも知れない。と言うか、思っているのだ。

 もう、敗戦国として進駐軍にペコペコするのは止めて、「我が国の防衛の役にはたたない海兵隊は撤去して欲しい」と言うだけでよいのだ。
別に共産党社民党の真似をしている訳でも支持している訳でもないが、当然の権利だと思うから。
実際にフィリピンは米軍基地の撤去に成功している。

 取り敢えず、普天間も我が国にとって全く必要の無いものだし、辺野古崎や他の場所へ新しく基地を造る理由すらないのだ。その根拠は過日我がブログにも載せさせてもらっている。
 仮にそのネタがガセであったとしても、沖縄在留海兵隊員が1万8千人いて、グァムに8千人移動し、1万人残ると言う話は根も葉もないことは事実だ。
 辺野古にV字型の大きな滑走路を二本作る話は国内の利権絡みで出来た話であることも既に分かっている。

 米国のマスコミ如きが好き勝手なことを書くと言うことは、米国政府のみならず、米国のマスコミも我が国政府をポチだと思っている証拠であろう。
 
鳩山総理には「もうポチではないよ」と毅然とした態度と発言をして頂きたいものである。

 取り敢えず、「普天間は我が国に返してくれ。代替え基地を我が国内には作るつもりはない。どうするかは貴国で考えて欲しい」と。

やっぱムリだろうなw