『口蹄疫』と『タイの騒乱』への雑感

 まず、『口蹄疫』について
当然のことながら、今は拡がった原因、誰かの責任をとやかく言うべき時ではなかろう。感染拡大が完全に押さえ込まれた後の総括は必要だと思うが「IF」論はナンセンスと言っておく。
まだ感染が確認されていない、感染していない可能性のある牛・豚を処分するように指示(命令)された畜産業者の皆さんの心中は察してあまりあるものがあるが、
ここは他地域の同業者の方々と家畜を守る為と「耐え難きを耐えて下さい」と言わざるを得ない。
しかし、政府が強制的に指示(命令)を出すからからには、被害者である該当地域の畜産業者並びに関連業者の方々の今後の生活費と畜産業の再立ち上げにかかる費用全てを補償すべきであろう。「それに必要な財源が無い」などととは言わせない。本当に足りないなら政府・行政の賃金カットしてでも捻出すべき義務がある。

 『タイの動乱』
敬虔な仏教国であるタイでこのようなことが繰り返されるのは非常に悲しく思う。
タイ、特にバンコクは何度も行っているだけに特に悲しい。仏教を国教としている国だけあって、過去に宗教に関してはもめ事のなかった国だけに、一部の政治家の自己保身の姿勢が国民、政情に影響を与えていることに深い憤りをおぼえる。
中立的立場を逸脱してはイケナイとは思いながら、黄シャツ隊によるデモに続くクーデターによって政権を追われ、海外逃亡したタクシン氏には、フィリピンのアキノ氏よりもマルコス氏のイメージに近いような気がする。
今も赤シャツ隊の資金源はタクシン氏とも言われている。もし、それが事実ならその原資は何か説明を要するだろう。
ただ、タクシン氏は貧困層に手厚い行政を行った為に、貧困層に非常な人気がある。問題の解決の妨げになるのはソコなのだ。
タイも残念乍ら、貧困層と富裕層の格差が激しいからである。その点はフィリピンと似ているのである。

 一度、同僚と一緒に行った時、たまたま同僚の知人で当時政権内の人物がメンバーの一人だったお陰で、国立仏教大学(?)に招かれた。
その時、一緒に行ったメンバーの中にオバカなお坊さんがいて、「僧侶が政治家になることに問題はないか?」とまさにKYな質問をしてしまった。
「最低限の予備知識くらい持って来いよ!」と言いたかったが、既に手遅れ、しかし、大学の方(副学長だったかな?)の「政治家になる時は既に坊さんではありません」との答えの意味も理解出来なかったようだ。
つける薬のない奴にオバカな質問をさせるなよ!国辱もんだぞ!

あれっ!また、発言が過激になって来たぞw既にご酩酊みたいだし(・ω・)
今日はこの辺りで止めておいた方が無難みたいだなw

最後にオマケの「こんなん見つけた」
THE JOURNAL NewsSpiral 『記者会見の開放に賛成? 会見開放を求める会が前代未聞の"社"論調査を発表』
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/05/post_570.html
回答リスト(pdfダウンロード用リンク):
http://www.craftbox-jp.com/data/100518kekka.pdf
コレは充分笑えるネタだと思うし、どうぞご覧あれ!



【参考サイト】
・会見開放を求める会ブログ
http://kaikennow.blog110.fc2.com/blog-entry-16.html

・会見発表資料(pdf)
http://www.craftbox-jp.com/data/100518shiryo.pdf

・申し入れ書(pdf 4/19配布済み)
http://www.craftbox-jp.com/data/100518mousi.pdf